大山田 渓「STILL(A)LIVES」

2022年12月6日(火)~12月17日(土)※最終日は17時まで

still (a) lives は、
次の二つの言葉をかけた造語である。

1.still life –
[ 静物画 ] を意味する。

2.still alive –
[ まだ、生きている ] – 今この地点、点において、生きるをやっている、又は生きている、ということ。 [ “生き延びている” 状態 ]、とも解釈した。( 先の状態はここでは、扱われないし、不問だ )

“still life”、この単語の並び・表現で、“静物画”を意味させる点がとても興味をひいた。
まだ宿っている。むしろそこに宿っている。そんな印象を抱いた。

わたしは日々、心ひかれた存在を、ただ描いている。
その時々により、自分も、モチーフも、毎回エネルギーがかわってくる。
そんな中、うまれた drawimg たちは、やはり何か興味ぶかい佇まいを一つ一つしている。
そのような意味でも、“still life” はしっくりくる言葉であった。

“still alive”においては、いま実感としてこの字面を手に取ることができる人は多いのじゃないかな、と思っている。
今回展示する作品も、(そうでない作品も、概ねすべては)わたしの “still alive” をくりかえす中で生まれてきた。“かくこと”は、私の「健やか生存戦略」の一つだ。(当たり前と言われればそれまでだが、制作があることと生き延びていることを、それでもあえて強調をしたい。)

だから今回のタイトルは still(a)lives なのだ。

いま生きている、実存するあなたでわたしたちに会いにきて欲しい。
かみのかたちをしたものたちが、あなたとの出会いをきっとまっている。

大山田 渓 2022.11.20

大山田 渓(K.ooyamada)(b.1990~)
和歌山出身。
2020年秋より画業をはじめる。
本展は今年かいた素描を中心に展開。日々の中にある身近なものを、
しばしばモチーフとしている。
他、コミカルな雰囲気の抽象など。メイン画材はパステル・木炭。

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切り花をかざるときのように、気軽に見てくれるとうれしい。

https://ooyamadaki.com/

2020年に制作活動をはじめた時期の抽象的な作品から、近年描いている植物や野菜をモチーフに木炭で描いた静物画まで、ドローイングを中心に展示します。