田辺由貴ニューアルバム「あんしかなし」リスニングパーティ【トーク&うた】

日時:2026年9月18日(金)19:00~20:30
参加費:1000円(500円お買物券付)

2007年にCaloでピンホールカメラで撮った作品を展示してくれた美術家でもある田辺由貴さん。その後沖縄に移住、沖縄民謡の研鑽を積み師範になりました。現在は京都と沖縄を行き来しながら活動しています。
民謡では2枚目となる今回のアルバム「あんし かなし」は、琉球の伝承歌を独自の解釈で大切に歌ったものをメインに9曲を収録。彼女が長年親しんできたインプロヴィゼーション、エクスペリメンタルな要素もちりばめられ、無辺感のある音に包まれます。
ニューアルバムをみなさんと一緒に聞きながらお話しする、ライブとトークのあいだのような会です。

例えば私が音楽に求めるものは、
ロックのお約束を解体して、何にもとらわれない精神や、
様式を取り払ってなお残るものを垣間見せてくれること。
かといって削ぎ落としの極みの無音は面白くない。そんなに悟ってない。
ジョン・ケージが来日した際、寺の鐘に頭突っ込んだそうなので、私もやってみたけど、
鳴る鐘の中心は無音で面白くなかった。
あらゆる音楽や音を求める道中、
素朴で、無防備で、深くて、生命力溢れる、私が探し求めていた以上の音楽、沖縄民謡に出会う。
初めて生歌を聞いたとき、これだと思った。

内がぽっかり、くり抜かれていればいるほど響くのは楽器だけじゃない。
沖縄民謡の深いところには、その心がある予感がする。

沖縄民謡に出会ってから、いつしか自分の表現として演奏するようになった。
その経緯や、「あんしかなし」収録曲の聴きどころをお話しします。
少しうたも歌います。

田辺由貴ウェブサイト