「オフショアのアジアを聴くラジオ」公開収録 ・『オフショア』の一年間を棚卸し―編集する〜販売する〜そして助成金をうまく使う

日時:2023年3月29日(水)19:30~21:00頃
参加費:1,000円+1ドリンク ※要予約 お申し込みはPeatixから https://offshore-radio002.peatix.com/
定員:15名

2022年にウェブ「Offshore」から紙の文芸雑誌となりリニューアルした『オフショア』。2022年8月に第一号を発刊し、2023年3月に第二号を発行予定です。2号分の発行がほぼ終わった年度末に開催する総決算報告を、トーク形式で行います。
このトークは、「オフショアのアジアを聴くラジオ」というラジオ番組(MixCloudを利用)で配信予定。ラジオ収録は、Calo Bookshop & Cafeにて公開収録します。

トークの内容
『オフショア』編集人・発行人の山本佳奈子さんが、この一年間、ウェブから紙に移行する経験のなかで学んだことや驚いたこと、よかったこと、悩んだことなどを、棚卸します。おおさか千島財団による助成金も活用したので、助成申請書に書いた目的やねらいが達成されたかどうか、自己評価もします。

トークの聞き手は、この一年間、山本さんの相談相手となった二人。商業出版における編集経験があり、『愛と家事』(私家版を経て創元社で出版)や『言葉の地層』(自身の出版レーベル「夜学舎」から発行)の著者である作家の太田明日香さん。そして、山本さんのこれまでのZINEも『オフショア』も販売しているCalo Bookshop & Cafeの石川です。

なお、公開収録の後、番組は編集してMixCloud上で公開されます(音声のみ)。会場ではノーカット版をその場でご聴取いただけるとともに、質問を投げかけていただくこともできます。

話し手
山本佳奈子(オフショア)
1983年生まれ、神戸市在住。2011年に香港、北京、上海、香港、バンコク等を旅行し、各地に住む音楽家やアーティストらと交流を深める。帰国後、現在進行形のアジアを日本語で発信するメディアがないことに気づき、ウェブマガジン『Offshore』を立ち上げた。特にインディー音楽や、社会背景が見えてくるような文化実践を、記事・イベントの形で紹介。2022年、紙の文芸雑誌『オフショア』を発行開始。寄稿者を招き年2回刊行中。

聞き手
石川あき子(Calo Bookshop & Cafe 店主)
1973年愛知県生まれ。地方公務員、学校職員を経て、1999年から大阪・西天満の美術書専門店「ブックセラーアムズ」勤務。書籍の仕入、小売、店舗運営だけでなく、出版企画・製作、国内外への卸などにも携わる。2004年4月「Calo Bookshop & Cafe」をオープン。

太田明日香(夜学舎)
1982年兵庫県淡路島生まれ。2020年まではフリーランスの書籍編集者として活動。2016年に自分の本を出す出版レーベル・夜学舎を立ち上げ、『愛と家事』『言葉の地層』などのエッセイ、定期刊行物『B面の歌を聞け』などを発行している。現在はライター、日本語教師のかたわら作家活動を続けている。

トークお品書き
1、本ができるまで。編集の難しさ・面白さ
2、本ができてから。本屋さんが何をしているか
3、『オフショア』の一年間総決算報告・自己評価(助成金申請書と照らし合わせて)

参考リンク
「アジアを聴くラジオ オフショア」→ MixCloudで聴く
『オフショア』(過去のウェブ記事もご覧いただけます。)→ https://offshore-mcc.net/

『オフショア』とは・・・
アジアを読む文芸雑誌。2011年に開始したウェブマガジン『Offshore』では主に東アジアのアーティストや音楽家、クリエイターに取材し記事を公開。ウェブ記事から発展して、タイやシンガポールのバンド招聘ツアー、ドキュメンタリー映画上映会などイベント企画制作も多々行ってきました。2022年、紙媒体となって名称をカタカナにリニューアルし、8月1日創刊。2023年3月下旬頃、第二号発売予定。
(※イベントの日に最新号を手にとっていただける可能性大!)

お申し込み・詳細等は、Peatixのイベントページへ

「オフショアのアジアを聴くラジオ」公開収録 『オフショア』の一年間を棚卸し――編集する〜販売する〜そして助成金をうまく使う2022年にウェブ「Offshore」…
offshore-radio002.peatix.com

主催:山本佳奈子(オフショア)
助成:一般財団法人 おおさか創造千島財団 https://chishima-foundation.com/
(アジアを読む文芸誌『オフショア』創刊と書き手のネットワーク事業)